DIYでできる!トイレ便座交換の手順とコツ

トイレ便座の交換は、思ったよりも簡単な作業で、基本的な工具があればDIYで取り付けることが可能です。特に、温水洗浄機能のないシンプルな便座であれば、10~20分ほどで交換できます。ここでは、トイレ便座の交換手順と、作業をスムーズに進めるためのコツを紹介します。 まず、便座を交換する前に、便座のサイズを確認することが重要です。便器には標準サイズと大型サイズ(エロンゲート)があり、間違ったサイズを購入すると取り付けができません。事前に便座の長さや幅を測り、適合する便座を選びましょう。 交換作業を始める前に、必要な道具を準備します。基本的には、ドライバーとスパナ(またはモンキーレンチ)があれば作業できます。温水洗浄便座の場合は、電源コードの長さも確認し、適切なコンセントがあることを確かめておきましょう。 作業の第一歩として、まず古い便座を取り外します。便座の裏側には固定ナットがあり、これをスパナで緩めると便座が外れます。長年使用した便座は、ナットが固着していて緩みにくいことがあるため、その場合は潤滑スプレーを使用するとスムーズに取り外せます。 次に、新しい便座を取り付ける準備をします。便座を固定するボルトを便器の穴に通し、ナットを締めてしっかり固定します。このとき、便座が左右均等に配置されているか確認しながら作業を進めることが重要です。ナットをしっかり締めることで、使用時のぐらつきを防ぐことができます。 温水洗浄便座を取り付ける場合は、給水ホースの接続も必要になります。まず、止水栓を閉めてから既存のホースを外し、新しい便座に付属の給水ホースを取り付けます。水漏れがないか確認し、ホースをしっかり固定したら、止水栓を開けて通水テストを行います。最後に電源を入れて、リモコン操作が正しく機能するか確認すれば作業完了です。 便座の交換作業をスムーズに進めるためには、いくつかのコツがあります。まず、作業スペースを確保することが重要です。トイレ内は狭いことが多いため、無理な姿勢で作業をするとナットが締めにくくなります。事前に周囲を片付けて作業しやすい環境を整えましょう。